- 入浴剤バース(BARTH)のデメリット・メリットを知りたい
- 実際に使ってみた感想を聞きたい
こんな方に向けてレビューを書きました。
今までいろいろな入浴剤を試した私がバースの実力を評価します。
バースの成分・効能からQ&Aまでお話ししますのでぜひ最後までチェックしてください。
バース(BARTH)は『体の機能をアップする』中性重炭酸入浴剤
品名 | 薬用BARTH中性重炭酸入浴剤 |
内容量 | 15g×9錠 15g×30錠 15g×90錠 |
有効成分 | 炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム |
その他の成分 | 無水クエン酸、PEG6000、ビタミンC・Na・他1成分 |
バース(BARTH)は重炭酸イオンをふんだんに溶け込ませた入浴剤です。
なんだか聞きなれない言葉だけど、重炭酸イオンって何?
重炭酸イオンとは、弱酸性の炭酸ガスが解離して中性になったものをいいます。
簡単に言えば、バースは家庭で入浴できる炭酸泉(二酸化炭素泉)ということです。
では炭酸泉の何がすごいのか?
次で解説していきましょう。
炭酸泉(二酸化炭素泉)とは
炭酸泉とは二酸化炭素泉とも言われ、お湯に二酸化炭素が溶け込んだ泉質の温泉です。
日本にある温泉のたった1%しかない珍しい泉質の温泉でもあります。
大分県の長湯温泉が代表的ですね。
ずばり、炭酸泉の最大の効能は『血流アップ+体温上昇』にあります。
『血流アップ+体温上昇』すると体にはいいことばかり。
具体的には
- 基礎代謝が上がる
- 免疫機能が上がる
- 体内酵素が活性化する
それに免疫機能が上がったことでしばらく風邪をひいていません。
つまり、炭酸泉は人の体に必要な機能をアップする。言ってみれば『元気な体を作り出すお湯』ということです。
発砲入浴剤とバースは何が違う?
天然の炭酸泉を家庭で楽しめるように今ではいろいろな発泡入浴剤が発売されています。
LDK入浴剤部門で1位を獲得するほどの優れモノだよ。
実は、発泡入浴剤は炭酸ガスが発泡しているだけ。
たとえば、炭酸飲料の蓋を開けておくと発砲して炭酸が抜けてしまいますよね。
これと一緒です。
お湯に入れたとたんシュワシュワと発砲してしまい、ただのお湯になってしまいます。
そのうえ発泡入浴剤は弱酸性。
中性の血液には成分が溶け込みにくいのです。
それに比べ、バースの重炭酸イオンは発泡して成分が消えてしまうことなくお湯に溶け込みます。
そのうえ中性。
つまり、血液中に重炭酸イオンが浸透しやすいということなのです。
まさに、バースは天然の長湯温泉を再現した『家庭で入浴できる炭酸泉(二酸化炭素泉)』ということですね。
では、重炭酸イオンが血液に浸透するとどんないいことがあるのか?
次で、実際の体の変化をご紹介していきます。
実際に使って感じたバース(BARTH)のメリット6つ
ここからは実際にバース(BARTH)を使ってみて感じた本音をご紹介しますね。
お風呂好きで、今までも毎日いろんな入浴剤を使っていました。
けど、今はバースのみです。
血流アップで体温+1℃に近づいた
初めてバースを使った翌日から実感したのが体温アップです。
これを見てください。
バースに出会う前の体温が36.0℃から36.4℃。
低すぎるということはありませんが、もう少し体温アップさせたいなと思っていました。
バースを使い始めた翌日から体温が36.9℃、37℃と続いていきました。
気づけば、末端の冷えが消えていましたね。
つまり、血流がアップして体温が上昇したということですね。
先程もお話しましたが大切なことなのでもう一度繰り返します。
私の体は、太りにくく、風邪をひきにくく、肩こりに悩まされない体になっているということです!
現在も37℃をキープしています。
汗をかきにくい私でも発汗する
日常生活でも入浴でもなかなか汗が流れる経験をしたことのない私。
代謝が悪いんだなと悩みでした。
それがバースのお風呂にたった15分浸かっただけで額に汗をかいたのです。
しかも初日からです。
重炭酸イオンが血管を拡張して血流がアップしたおかげで、温かい熱を体中に循環させてくれたということですね。
ところで、『発汗=デトックス』と思っている人が多いかもしれません。
でも、それは間違いです。
残念ながら汗と一緒に老廃物は出てきません。
ただし、汗をかいているということはデトックスのサインです!
『汗をかく→血流アップする→血流にのって老廃物が排出される』というしくみ。
つまり、汗をかきはじめたぞ!デトックスできている!ということですね。
お風呂から上がったあとも30分間は汗が出続けます。
お水をゆっくり飲みながらクールダウンすると体も心もリラックスできますよ。
手足の末端までポカポカして深い眠りにつける
寒い冬、ふとんに入っても手足が冷たくてなかなか寝付けないのが悩みでした。
ところがバースを使うようになって、末端の冷えを感じません。
バースを使って入浴した後は2時間経過しても体はポカポカ、裸足で床の上を歩いても全然冷たくなりません。
おかげで深い眠りに入れます。
良い睡眠のしくみ
人は深部体温が低くなることで眠気が訪れます。
深部体温が低くなるにつれて手足の温度は上昇。
手足から熱を放出することでさらに深部体温が下がります。
深部体温と皮膚体温が近ければ近いほど熟睡をもたらすしくみです。
私もその一人でした。 厚手の靴下をはいたり、カイロが手放せなかったり、足湯や半身浴を試してみたり。
いろいろ試してもダメだった末端の冷えがバースで解消しました。
毛穴の汚れがごっそり取れてお肌がツルツルになる
バースを使い始めて2ヶ月で鼻のポツポツ黒ずみが消えてお肌のツルツルを実感しました。
毛穴をふさいでいた皮脂の汚れが取れたということですね。
いろんな洗顔料を試しても毛穴の黒ずみだけは取れませんでした。
それが重炭酸イオンの力できれいさっぱり。
化粧水だってぐんぐん入っていくんです。
入浴剤の効果は24時間【追い炊きもOK】
入浴剤の効果が24時間持続するのがうれしいところ。
中性重炭酸イオンはお湯に溶けやすく揮発しにくいからです(発泡入浴剤は揮発して数分で成分がなくなってしまいます)
追い炊きしても効果は持続しますよ。
しかも、一日に何度入浴しても大丈夫だそうですよ。
入浴剤を入れ替える必要がないのでお財布にもうれしいですね。
水道水の塩素も除去してくれる【経皮毒の心配なし】
水道水に含まれる塩素を除去してくれます。
重炭酸イオンには塩素を中和する作用があるからです。
そもそも、塩素には体を酸化させてしまうという残念な特徴があります。
体の酸化とは老化のこと。
肌荒れ、慢性疲労、高血圧など…
水道水を沸かしたお風呂や一般的な入浴剤では塩素を除去することはできません。
体の酸化を手助けしてしまうんですよ。
けど、老化を促進すると言われれば聞き捨てなりませんよね。
おかげで経皮毒を心配することなく娘と入浴できています。
実際に使って感じたバース(BARTH)のデメリットたった1つ
バース(BARTH)を使い続けて感じたデメリットはたった1つ。
それは値段が高いこと。
一般的な入浴剤と比べて値段が高い
9個入り | 30個入り | 90個入り | |
値段 | 990円(110円/個) | 2,750円(91.6円/個) | 6,600円(73.3円/個) |
(参照:Amazon公式サイト)
160リットルのお湯に3個の使用が推奨されています。
90個入りで計算すると、1回の入浴に220円かかることになります。
たとえば入浴剤バブ(参照:Amazonサイト,バブ厳選4種類の香りセレクトBOX)が1個35円ほどですから、倍ほどの値段がすることになりますね。
ただし、以下のことを考えれば経済的です。
銭湯に行くことを思えば
銭湯の入浴料が約1,000円。
行き帰りの交通費や水分補給のお茶代を考えれば、ずっと経済的。
しかも一度の入浴で体が元気になるなんてことはありませんよね。
毎日銭湯に行くこともなかなかできません。
そう考えれば、『バース』という選択肢はありだと思います。
バース(BARTH)を使用するときの注意点3つ
バースの効果を最大限に発揮するためには注意点が3つあります。
ひとつずつ説明していきますね。
42℃以上の高温で使用しない
我が家の湯温設定は38℃
バースの使用方法にはぬるめのお湯(37~40℃)に溶かしますと書いてあります。
二酸化炭素はぬるめの湯ほど溶けやすいからです。
つまり、37~40℃のお湯には重炭酸イオンがたくさん溶けるということになります。
確かに、水道水を沸かしたお湯や一般的な入浴剤の場合は、ぬるめのお湯に浸かっているとだんだん体が冷えてきますよね。
ところが、バースは10分も浸かれば額にじんわり汗をかいてきます。
そのまま30分経過しても、1時間浸かっていても寒くなるどころか汗が流れ続けます。
重炭酸イオンには血管を拡張して血流をアップする効果があるので、血流にのって温かい熱を体中に行き渡らすことができるからですね。
逆に42℃以上のお湯で使用してしまうと、交感神経(闘争神経)が優位になってしまい、血管が収縮してしまいます。
その結果、血流が悪くなり体も温まりません。
ということで、バースの適温は37~40℃。
守って使用しましょう。
上がり湯をしない
湯船から上がるときシャワーで上がり湯をしないでください。
せっかく塩素除去されたお湯に浸かっていたのだから、水道水で上がり湯をしないほうがいいというのは納得いただけますよね。
けど、そこはぐっと我慢したほうがいいかと。
浴槽で居眠りをしない
浴槽での居眠りに注意してください。
ぬる湯は副交感神経を優位にしてリラックスさせる効果があるんだよ。
そうすると眠気が襲ってきちゃうんだ。
うっかり眠ってしまうと危険ですので、居眠りには十分注意してください。
入浴剤バース(BARTH)のQ&A5つ
バースを使用していると気になることもいくつか出てきます。
ここでは私が疑問に思ったことをQ&Aにしてみました。
バースを使ってみたいと考えている方はチェックしてみてくださいね。
バースの使い方は?
160リットルのぬるめのお湯(37~40℃)にバース3個を使います(推奨)。
バースはシュワシュワ20分ほどかけてゆっくり溶けていきますよ。
ゆっくり溶けるのは重炭酸イオンを揮発させないため。
湯温が低いから溶けないのかなという心配はいりません。
私の場合しばらく3個を使っていましたが、実験的に2個使用して翌日の体温を測ってみました。
すると体温は37℃。
1週間ほど試したところ、体温37℃をキープできていました。
バースの使用感は?
無臭・無色透明です。
カルキの香りもしません。
バースを溶かしたお湯はかき混ぜると炭酸成分が溶け込んでいることがわかります。
重炭酸イオンが溶け込んだ直後はお湯がヌルっとして肌触りが気持ちいいですね。
時間が経過してもお湯のやわらかさは変わりません。
洗顔・洗髪にも使える?
バースの説明書には
- 洗顔や洗髪にも使えます
- 入浴中は体や頭皮をもみほぐしてください
このように記載してあります。
重炭酸イオンには、毛穴の汚れを浮かして取り除く作用があることはお話ししましたよね。
特に皮脂の分泌が多い頭皮、顔、背中などには適しているようです。
以前は頭皮から皮脂の匂いがしていましたが、今は赤ちゃんの頭皮の匂いがします 笑
赤ちゃんの入浴にも使える?
重炭酸イオンは塩素除去作用があるので赤ちゃんにも適しています。
水道水よりも肌に優しいお湯かと。
特に乳幼児には大人が気持ちいいと感じる熱い湯(42℃~)は適しません。
大人よりも皮膚が薄く抵抗力も弱いからですね。
バースのぬる湯は最適かと。
かゆみはない?
初めから3個を入れて入浴しましたが、かゆみはありませんでした。
中性重炭酸イオンはアトピーなどの皮膚炎の患者さんにも有効だとか(参考:斎藤一郎「重炭酸温浴はなぜ身体にいいのか」,アーク出版,2020年1月20日発行)
ところがバースのお湯に浸かるようになって少しずつ改善していますね。
ただ、中にはかゆみを感じる人もいるようです。
気になるようでしたら、まずは1個から入れてみるのがいいかと思います。
まとめ:【入浴剤バースの口コミ】38℃の湯にたった10分浸かるだけで熟睡が手に入る
今回は中性重炭酸イオンの入浴剤バース(BARTH)をご紹介しました。
もう一度ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
バースのデメリット
- 若干値段が高い
バースのメリット
- 体温+1℃をキープで太りにくい、風邪をひきにくい、体が凝りにくい体質になる
- デトックスできる
- 眠りの質が上がる
- お肌がツルツルになる
- 入浴剤効果が24時間続くので何回も入浴できて経済的
- 水道水の塩素除去作用で安心して使用できる
それでは今回はこの辺で、りかままでした。