人付き合いのこと

【HSPさん】疲れる人付き合いから解放されるたった6つのコツ

ログちゃん

  • 人付き合いがとにかく苦手だ
  • 人と合うと疲れる
  • もっと楽に人付き合いできるコツが知りたい

こんな悩みが解決できる記事を書きました。

実は私も40数年人付き合いに悩んできました。

だからこそHSPさんの気持ちがよくわかります。

 

この記事の前半ではHSPさんが人付き合いに疲れる理由、後半では人付き合いのコツをご紹介していきます。

今すぐ人付き合いのコツを知りたい方は、『HSPさんを楽にする人付き合いのコツ6つ』へ進んでください。

 

HSPさんが人付き合いに疲れる理由5つ

HSPさん気づいていますか?

人と接するとき、人はあなたと同じ濃度で人の感情を感じ取ってはいないということを。

 

ここではHSPさんがなぜ人付き合いに疲れるのか、その理由を5つピックアップしました。

きっと、自分でも気づいていないHSPさんが多いはず。

ぜひ、自分と照らし合わせながら読み進めてください。

 

敏感に感じ取り共感しすぎる

HSPさんには人の感情を敏感に感じ取って共感しすぎるところがあります。

 

たとえばこんなこと

いつもと雰囲気が違う、怒ってる?

イライラしてる?

仲間に入れてもらえてない?

何かあった?

会った瞬時に感じ取ってしまいます。

そしてこうした『怒り』『イライラ』『悲しみ』をまるで自分のことのように感じてしまいます。

つまり、共感してしまうのです。

自分の感情だけでも手一杯なのに他人の感情まで背負ってしまうのですから疲れるのは当たり前ですよね。

 

りかまま
HSPさんは敏感で共感力が高い、だから人付き合いに疲れてしまうんです。

 

人の気持ちを優先しすぎる

こんな口癖ありませんか?

「どっちでもいいよ」

「うん、じゃあそうしようか」

↑↑ ある程度親しい人に対してもこんな感じではないでしょうか。

 

職場ともなると、「お昼お先にどうぞ」とか、先回りして「私がやりましょうか」と言ってしまっているのでは。

そしてそれがいつしか当たり前にあなたの仕事になってしまっているということはないでしょうか。

こんなはずじゃなかったのになと思うことはあるでしょう。

 

人の気持ちを優先しすぎると自分の感情を押し殺さなければならず、結果的に人付き合いに疲れてしまいます。

 

人の言動を深読みしすぎる

HSPさんは人の言動を深読みしすぎるところがあります。

聞いた言葉を右から左に流すことができないのです。

 

たとえば上司にこんなことを言われたとき。

「それ私がやるからこっちに回して」

多くの人が「じゃあお願いします」と言うかもしれません。

しかし、HSPさんは違います。

  • いつも私がやっているのに、何か気に入らなかったのかな?
  • 私が仕事ができないせいで不満があるのかな?

こんなことを思ってしまうのです。

そしていつまでも『自分の落ち度』を探し続けてしまいます。

 

無意識に、言葉の裏側にある本音を探ろうとするので疲れてしまうのです。

 

情報量が多すぎる

敏感に感じるのは、人の言葉や行動に対してだけではありません。

 

テレビの音や街の騒音などの『耳から入る情報』

ショッピングモールの人混みや散らかっている部屋などの『目から入る情報』

香水や異臭などの『鼻から入る情報』

 

すべての情報に対して感覚が研ぎ澄まされているのです。

 

りかまま
特に情報過多の時代ですから、必然的にHSPさんは疲れてしまいますね。

 

平気を装いすぎる

周りの皆もこの状況を受け入れて頑張っているのだから私も頑張らないと、と思っていませんか?

HSPさんは頑張り屋さんでもありますから、つい平気を装ってしまいます。

 

しかし最初にお話ししましたが、HSPさんが感じているように皆が感じているわけではありません。

HSPは5人に1人と言われていますから、同じように感じている人は2割しかいないということです。

 

HSPさんは周りの人よりも敏感なのですから、何もケアしない限りは平気なわけはありません。

それは平気を装っているだけです。

 

HSPさんを楽にする人付き合いのコツ6つ

HSPさんはきっとこう思っていますよね。

自分を偽らずに生きたい』『人の顔色ばかり気にする生活をやめたい』『楽に生きたい』『理解者に出会いたい

ここではそれを実現するための人付き合いのコツを6つご紹介していきます。

 

全員と全力で付き合わない

あなたと係っている全員と全力で付き合わないことです。

 

そう言われてもHSPさんにはピンときませんよね?

なぜなら、HSPさんは手の抜き方を知らないからです。

 

例えるなら、受験勉強です。

 

高校3年を迎えました。大学受験を1年後に控えています。

よし、毎日5時間勉強しよう!!

と意気込んでみたものの…

 

人の体も心も全力疾走で走り続けることはできませんよね。

体力が落ちて風邪をひいたり、思うように成績が伸びず自暴自棄になったりしてしまいます。

 

それよりも、3日間5時間勉強をしたら1日自由なことをする。

この方が体にも心にも健全、かつ、返って成績が伸びるということもあります。

 

人付き合いも同じです。

心を許せる人とは深いお付き合いをすればいい。

その代わり、挨拶や世間話程度にお付き合いする人がいてもいいのです。

 

必要な人付き合いだけをする

あなたにとって必要な人とだけお付き合いをしましょう。

 

HSPさんは情報を敏感に感じ取ってしまうので、あらかじめ情報量を少なくした方がいいからです。

 

りかまま

とはいえ、誘われれば断れないのがHSP気質の方ですよね。

気づけば知り合いが増えてしまうということも…

 

この場合は、一旦保留にすることをおすすめします。

「今度ごはん会するんだけどどう?」

と誘われたら、即答せず一旦保留にしましょう。

よく考えてみて行きたいなと思ったら行けばいいし、お断りするときでも心の準備ができます。

 

大切なことは、『今後も繋がっていきたい』という人とだけお付き合いすることです。

 

聞き役に徹する【話したくなければ話さなくてOK】

聞き役に徹しましょう。

HSPさんはどうしても周りに合わせようとして

  • 何か話さなくては
  • 話を膨らませなくては
  • うまく相槌を打たなくては

と頑張ってしまいます。

 

実際には、話そうが話さまいが周りはそれほど気にしていません。

実は、人は話を聞いてもらうことがうれしいもの。

あまり口数は多くないけど、いつも『コクンコクン』と頷いている人いますよね。

十分コミュニケーションは成立しています。

 

ですから、話したくなければ話さなくてもOK。

聞き役に徹しましょう。

 

『苦手』『居心地悪い』『しんどい』という感情に従う

『苦手だな』『一緒にいるとしんどいな』という感情に従うことです。

なぜなら、人には相性があるからです。

ですから『好き』『嫌い』という感情が芽生えるのは当然なのです。

 

ですが、HSPさんは『この人苦手かも』という感情が芽生えてしまった自分を責めてしまいます。

そして、その感情を隠そうと一生懸命人付き合いしてしまいます。

 

もちろん、いろんな人と分け隔てなくお付き合いしようという気持ちはHSPさんの優しさですね。

しかし、あなたが『苦手』と感じているなら相手も同じように感じている可能性は高いです。

 

しんどい思いを続けるくらいなら、少しずつ距離を置いていくことをおすすめします。

 

みんなと同じになろうとしない【人付き合いが苦手なことを克服しようとしない】

無理して周囲の人と同じになろうとしないことです。

理由はただ一つ。HSP気質はあくまで気質であって治すものではないからです。

 

納豆好きな人もいれば嫌いな人もいるのと一緒。

嫌いなものはどうしたって嫌いですよね。

嫌いな理由がわかったとして、好きになるわけがないのです。

それよりも納豆嫌いを受け入れればいいんです。

 

りかまま

人と違っても大丈夫

それよりもあなた自身の気質を受け入れて、気質を活かす環境に身を置いた方が断然幸せです。

 

 自分軸で行動する

自分軸を意識してください。

他人を優先することが当たり前のHSPさんは他人軸で生活しているからです。

 

自分軸とは

何食べたい?

×「何でもいいよ」

「お寿司が食べたい」

職場で

×「〇〇したほうがいいですか」

「〇〇しますね」

出掛けようか?

×「まあ、うん、行こうか…」

「今日は疲れてるからやめとくよ」

こういうこと。

意思決定は他人ではなく、自分がします。

 

そう簡単に言われても難しいですよね?

私もはじめはそうでした。

長年の癖のようなものですから当然です。

 

はじめは小さなことから挑戦してみてください。

『できた』という成功体験はあなたを勇気づけてくれます。

 

りかまま

これは練習です。

はじめは出来ないかもしれませんが、意識するだけでも成長です。

 

それでも人付き合いがしんどい時の対処法4つ

それでもやっぱり人付き合いがしんどい時ってあると思います。

そんなときはケアをしてあげることが一番。

ここでは私なりの心のケアを4つご紹介していきます。

 

疲れたときは一人時間を確保する

疲れたときは一人になりましょう。

情報の多さがHSPさんの気質を刺激するからです。

人に合わせる必要のない『ひとり』になるのです。

 

私のおすすめは『部屋でクラシック鑑賞』です。

クラシックを聴くとα波の脳波が出るって聞いたことありませんか?

α波は気分がゆったりと落ち着いたときに出る脳波のこと。

 

心身ともにリラックス状態に入ることができます。

 

りかまま
ゆったり身を任せ、そのまま眠りに入ってもいいですね。

 

デジタルデトックスする

無音』がおすすめです。

『テレビ』や『スマホ』などのデジタル機器から離れてしまうことです。

刺激のシャットアウトですね。

 

特にスマホから離れる時間は大切です。

家にスマホを忘れて出かけて取りに帰ったり、LINEメッセージやTwitterが気になったりする人は、そこに振り回されているからです。

 

スマホチェックの時間を決めてしまうのも一つの方法ですね。

 

りかまま

人と直接会わなくても人とつながれる時代。

けど、HSPさんにとっては休まるときがないのも事実。

そういう意味でデジタルデトックスはおすすめですよ。

 

ペットと過ごす

ペットが嫌いでなければペットとの時間はおすすめです。

ペットは癒しの効果が高いということで、近年アニマルセラピーが注目されていますね。

 

文京学院大学の研究『ペットが及ぼす心理的効果』でも以下の結果が報告されています。

  • リラックスできる
  • 緊張感が和らぐ
  • 怒りの気持ちが静まる

 

りかまま

私もスタンダードプードルと一緒に生活していました。

言葉では言い表せないかけがえのない存在で、ずいぶん癒しをくれました。

 

入浴する+睡眠を取る

正しい入浴はリラックス効果をもたらしてくれます。

 

38℃から40℃くらいの少しぬるめの湯につかることで副交感神経が優位になり、リラックスモードに入ります。

血流もアップすることで、体から『疲れ物質』を回収しその代わりに栄養素や酸素を体中に運んでくれます。

入浴後はゆっくり体を休めて、そのまま睡眠に入るのがおすすめ。

 

りかまま
体も心もリラックスできる最高の方法ですよ。

 

HSP気質についてもっと知りたい方はこちらにおすすめの本をまとめました。

よかったら参考にしてください。

HSPの人に読んでほしい『HSPの私を救ってくれたおすすめ本5冊』
HSPの人に読んでほしい『HSPの私を救ってくれたおすすめ本5冊』

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まとめ:【HSPさん】疲れる人付き合いから解放されるたった6つのコツ

今回は、HSPさんが人付き合いに疲れる理由と楽に人付き合いができるコツをご紹介してきました。

最後にもう一度おさらいです。

人付き合いのコツ

  • 全員と全力で付き合わない
  • 必要な人付き合いだけをする
  • 聞き役に徹してみる
  • 『苦手』『居心地悪い』という感情を無視しない
  • HSP気質を克服しようとしない
  • 自分軸で行動する

 

りかまま

それでもしんどいと感じたら、少し人から離れて静かな環境に身を置いてみてください。

人との程よい距離を保っていけるといいですよね。

それでは今回はこの辺で、りかままでした。

 

 

 

  • この記事を書いた人

りかまま

人見知り歴うん十年。でも人が大好き。 転職4回→行政書士資格を取得して独立→結婚→愛娘1人。 夢は田舎でログハウス暮らし&バリ島旅行&ピースボートで世界一周 敏感すぎて人間関係に苦しむ→HSP気質(繊細さん)と知る&理解者に出会うことで楽になる。同じように苦しんでいる人にHSPさんがのびのび生活できる暮らしのヒントを発信します。どうぞお付き合いください。

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