子どもが小学校へ入学する前に、やっておきたいことってたくさんありますよね。
うちの子は、朝起きるのが遅いの。
朝ごはんもゆっくりマイペースで食べるし完食しないのよね。
そこで今回は、小学校入学までに整えておきたい生活習慣を私の経験を交えてお話します。
年長のお子様を持つママのお役にきっと立てます。
生活リズムのカギは「早寝・早起き・朝ごはん」
突然ですが、あなたのお子様は夜何時に寝て、朝何時に起きますか。
当然、寝起きは悪く、動作はゆっくりで、朝ごはんは寝ぼけ眼で食べていました。
時間に追われるように幼稚園へ連れて行ったものです。
小学校入学を控えたママは、きっと気になりますよね。
小学校へ入学したら早く起きてくれるのだろうか、ということが。
このままでは、もちろん、朝起きられません。
急に早起きするには無理があるので、少しずつ慣らしていくことが必要です。
そのためには生活リズムを整えることが第一のカギです。
家族全員で早寝早起きのリズムづくりをすることからはじめましょう。
夜9時に寝るとしましょう。
そのためには、
- 晩ごはんを7時に食べる
- お風呂は8時に入る
寝る時間から逆算してするべきことの時間を決めてしまいます。
そして、夜9時になったら、テレビも音楽も電気も消して、家族全員で寝室へ向かいます。
はじめのうちは全然寝られませんが、人間は慣れる生き物だなと感じています。
と同時に、早起き問題も解消されます。
夜早く寝れば、当然、朝早く目覚めてしまいますから。
次に、生活リズムを整える第二のカギは、朝ごはんです。
▼このデータを見てください。
このデータからわかることは、朝ごはんを食べないと、
- 力が出ない
- やる気が湧かない
さらに、朝ごはんを食べる子どもに比べて食べない子どもは、
- 学力が低下する
こんなことがわかったのです。
朝ごはんはまさに一日の活力であることがわかりますね。
我が子を観察してみると、幼稚園へ行く日の朝ごはんはゆっくり食べるし、完食しない。
逆に、幼稚園が休みの日は、食が進むし、完食することがわかりました。
なぜかなと考えてみると……
休みの日はいつもより遅い時間に起きてくることがわかりました。
十分な睡眠を取ったからおなかがすいているし、ゆっくり食べる時間があるから完食できるんですね。
要するに、早寝早起きの習慣をつけて、十分な睡眠を取ることは、朝ごはんをしっかり食べることにつながるということです。
それでも、ときには夜更かしして朝寝坊してしまうこともあります。
食物繊維やビタミン、ミネラル、カルシウムが同時に採れるうえに、手軽で、腹持ちも抜群。
子どもも喜んで食べてくれます。
ママだってときには楽をしたっていいんです。
毎日の朝ごはんのアクセントに、上手に活用してみてください。
自分のことは自分でしよう「着替え・片付け・整理整頓」
先生がやってくれること、これは幼稚園と小学校では大きく違います。
幼稚園の先生はこんなことをしてくれましたよね。
- 転んで怪我をしたら飛んできて抱っこしてくれる
- 一緒に遊んでくれる
- 連絡帳でこまめな情報交換をしてくれる
つまり、幼稚園の先生は、友達のように寄り添ってくれる存在でした。
小学校の先生は違います。
小学校の先生は、子どもに社会生活や勉強を教えてくれる、指導者です。
入学して間もないころ、「体操服に着替える時間を計る」ということがあったそうです。
「ギリギリセーフだったよ」と、うちの子は興奮ぎみに話していました。
要するに、自分のことは自分でできるようになっておこうということです。
特に、小さなボタン留めをマスターしておきましょう。
大きなボタンは留められるけど、小さなボタンのときにはついつい手伝っていませんか。
ついつい何かをしてあげそうになったら、ぐっと我慢してください。
すべては我が子の自立のためです。
片付けや整理整頓の癖付けもしておきましょう。
小学生になると、毎日の時間割を自分でやることになります。
本やノートを出しっぱなしにしたり思いつくままに片づけたりすることは忘れ物の元です。
また、どこにあるかわからない本を探す時間も無駄です。
その時間があれば、宿題プリント1枚終えることができるでしょう。
我が家では、「物のおうち」を決めてあります。
「あなたのおうちはここでしょ。物にだっておうちがあるのよ」と教えました。
「今日は、お隣のおうちで寝てねって言われたら、泣いちゃうでしょ」
「それと一緒。消しゴムさんだって自分のおうちが一番なのよ」
時間の感覚を養おう
幼稚園までは、自分で時計を見て行動することはほとんどなかったのではないでしょうか。
しかし、小学生は違います。
登校時間にはじまり、1時間目から6時間目までの始業時間と終業時間、給食時間、掃除時間、休憩時間、下校時間まで、時間通り行動することになります。
社会人の中にも、遅刻常習犯はいますよね。
この人たちへの印象はどうでしょう。
- 出勤時間に遅れる
- クライアントの打ち合わせに遅れる
- 友人との約束時間に遅れる
どんな場合でも、相手に失礼ではないでしょうか。
子どもに教えてあげることも同じこと。
『遅刻は約束を破ること、それは誰かに迷惑をかけることだよ。』と教えてあげてください。
そして、日頃から一緒に時計を見ることにしましょう。
出掛ける時間が8時だとします。
そのためには、『何時に起きたらいいか』『何時までに朝ごはんや着替えを終わらせておけばいいか』を決めるのです。
ゲーム感覚で、ママと勝負してもいいのではないでしょうか。
先取りして勉強しておくといいですね。
うちでは、「ママいま何時?」とか「ママ何時からプリキュアはじまるの?」と娘が時間に興味を持ち始めたころ、時計の知育玩具や教材を使って時間の勉強をしました。
まとめ:現役ママが教えます「小学校入学前にやっておきたい準備」生活習慣編
小学校入学前にマスターしておきたい生活習慣は3つ。
もう一度おさらいしておきましょう。
マスターしておく3つの習慣
- 早寝・早起き・朝ごはんのリズムづくり
- 自分のことは自分でしよう「着替え・片付け・整理整頓」
- 時間の感覚を養おう
『ごろごろしていて朝起きてこない』
『いつまでたっても歯磨きに自分から行こうとしない』
こんなことが続いて時間に遅れそうになるとママの不安も募るでしょう。
でも、考えてみてください。
大人でも習慣をいきなり変えることはできませんよね。
子どももがんばろうとしています。
だから、ママは少しだけ子どもの目線に下りてあげてください。
ほら、半年まえよりきっと成長しているはずです。
▼小学校入学前の準備についてはこちらの記事でも触れています。
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現役ママが教えます「小学校入学前にやっておきたい準備」勉強編
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