我が子が小学校へ入学してもう4か月。
『心配していた学校生活にもどうやら慣れたらしい』
『時間割りも、次の日の持っていく荷物の準備も何とか自分でできるようになった』
『宿題もちゃんと毎日やっている』
でも、ちょっと気になることがあるんだよ。
なになに?どうしたの?
うちの子、初めての国語のテストで60点、算数は70点だったんだ。
そう、テストの点で少しモヤモヤしているお母さんは多いですよね。
しかも、去年から続く新型コロナウィルスの影響で、担任の先生との面談がないということも不安の種。
『テストの点は良くはないが悪い点でもないし…』
『宿題もやっているしこのままでいいのかな』
『夏休みの宿題をちゃんとやればいいか』
今回は、そんなモヤモヤを抱えているお母さんに、お子様の夏休みの過ごし方をご紹介します。
夏休みの時間の使い方で、学力は変わります。
これから6年間の夏休みの過ごし方も、小学一年生が大切です。
やってはいけない勉強法にも触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
小学一年生の夏休みは学力定着のチャンス
小学一年生の夏休みは学力定着のチャンスです。
夏休みはたかが1ヶ月、されど1ヶ月です。この1か月は学校へ通う普段の1ヶ月とは違います。
それは、学校の授業が進まないから。
学校では毎日授業が進んでいくので、新しいことを頭に詰め込み続けますよね。
もし、わからないことがでてきてもじっくり復習する時間もないのが現実。
でも、学校が休みということは普段の『わからない』に取り組むことができるのです。
そう、1ヶ月間は今までの復習に十分時間を使えるのです。
普段の小学校一年生の一日はこんな感じですよね。
小学生の一日
- 朝8時から夕方4時まで学校
- 帰っておやつを食べて宿題を終えると6時
- 7時には夕食
- 8時に入浴
- 9時に就寝
さらに、習い事の時間や友達と遊ぶ時間を考えると、
小学一年生にとってはけっこうハードスケジュールです。
体力的にもしんどいというお子様もいますよね。
そう、夏休みには時間のゆとりがあるので体力的にも勉強のチャンスなんですよね。
夏休みは時間を上手に使って勉強すればいいことがわかったところで、次に効果的な勉強法をご紹介します。
小学一年生の夏休みの効果的な勉強法
▼ほとんどの小学生がこんな感じで勉強をしているのではないでしょうか。
-
朝9時から10時まで毎日1時間夏休みの宿題をする
-
計画をちゃんと立てて、ドリルを1ページ目から順番にやっていく
-
早く終わらせたいから、宿題を一気にまとめてやる
-
夏休み終盤追い込みでやる
そういう私もそうでした。
親としても宿題を終わらせているのだから問題ないと感じるはずです。
でも、実は、これはあまりいい方法とはいえません。
勉強がしっかり記憶に定着するためには、もっと効率的な勉強法があるんですよ。
それでは、効率的に勉強をしていくために、
まず人間の記憶のメカニズムを知りましょう。
人間の忘却曲線
忘却曲線とは、ドイツの心理学者エビングハウスが提唱した考えです。
被験者に無意味な文字配列を記憶してもらい、
時間経過とともにどのくらい記憶しているかを実験したものです。
実験結果
20分後→42%を忘れた
1時間後→56%を忘れた
1日後→74%を忘れた
1週間後→77%を忘れた
1か月後→79%を忘れた
この結果からわかることは、人間は記憶して1日で大部分を忘れてしまうということです。
そう聞くと、勉強するのが一気に嫌になりますよね。
そりゃあ、勉強したくなくなるな。
でも、裏を返せば、
勉強してから1日が経過するまでの間に何らかの対策を取ればいいのです。
▼そのヒントになるのがこちら
ウォータールー大学の研究をご紹介しますね。
1時間の講義を行い、記憶のテストを行います。
記憶テストの結果
- 講義後1日以内に10分復習をすると、なんと記憶が100%にアップ
- 1週間後に5分の復習、1か月後に2~4分の復習で記憶がよみがえった。
そうです。
勉強したことを一日以内に復習すれば記憶が定着することがわかったのです。
インプットとアウトプットの繰り返し
記憶を定着させる勉強って、具体的にはどんな勉強の仕方なんだ?
それは、問題演習です。
覚えたばかりのことが確かな記憶として残っているかをテストするのです。
問題演習のやり方はこちら
- 問題に一回で正解すればOK
- 間違えてしまったら本に戻って勉強したあと、もう一度テストする
さらに、広範囲を勉強してからアウトプットをするよりは、
小分けに勉強してテストをしてみるのがいいですね。
あれもこれもと多く情報をインプットしてしまっては、
はじめに勉強したことを忘れてしまうからです。
小学一年生の夏休みのおすすめサブスク3選
進研ゼミ小学生講座
『♬チャレンジ一年生~』のCMでもお馴染みの進研ゼミ小学生講座
特徴は、なんといってもタブレット学習。
まるでゲーム感覚で勉強ができます。
親が勉強しなさいと声をかけなくても、タブレットが勉強時間を教えてくれます。
タブレットにはAI搭載。
その子に合った問題を選んでくれます。
煩わしい答え合わせだってタブレットがやってくれるのです。
そのうえ、国語と算数の勉強は1日たったの10分。これなら勉強嫌いな子だって続けられますね。
さらに、チャレンジ教材は教科書に合わせた形で作られているので、子どもたちも抵抗感なく学習に入っていくことができます。
たとえば算数の勉強
- 問題を出題してくれるのは、チャレンジ一年生のキャラクター『コラショ』とその仲間たち
- タッチペンでブロックを移動させて足し算や引き算の答えを導き出します!
- 正解すると、実際に紙に赤ペンで丸をつけてもらうようにタブレット上でも丸がつきます
「せいかい!」と画面にあらわれるので、ゲームにクリアした感覚が味わえますね。
子どものテンションも上がります。
さらに、この講座にいいところは、『Wとき直しシステム』があるところ。
さきほどもインプットとアウトプットのお話をしましたが、まさにこのシステムがそれです。
Wとき直しシステムのメリット
- 間違えた問題ばかりを集めたテストをその場でもう一度受けられる
- 月末には再チャレンジ問題が出題される
苦手を見逃さない心強いサポートが特徴です。
夏休み特別号はお得がいっぱい。
1ヶ月から受講できるので、まずは夏休みの1ヶ月お試ししてみるのもいいでしょう。
Z会の通信教育
Z会の通信教育は、イードアワードで
- 通信教育小学生の部
- 通信教育小学生タブレットの部
- 子ども英語教材小学生の部
の三冠を受賞。
顧客満足ナンバーワンを誇ります。
Z会の教材は独自開発で、学校の教科書にはないカリキュラムが組んであります。
ですから子どもたちも新鮮な気持ちで教材を開くことができます。
2020年会員アンケートでは、カリキュラム満足度98.5%を獲得しています。
小学一年生のテキストは、『1日10分学習』で構成されています。
▼しかも、問題の出題に工夫あり
ポイント
同じ内容の学習を、問題の出題方式を変えることで基礎から応用までが学べる仕組み。
また、添削のモットーは、『子どものできた』を褒めて子どもの自信を育てること。
先生からの丁寧なコメントも子どものやる気を引き出します。
2020年会員アンケートでは、添削指導の満足度は、なんと99.7%です。
夏休み前までの勉強を総復習できる『8月総復習号』は、申込受付中です。
高校受験、大学受験までを見越した指導に定評のあるZ会の通信教育をお試ししてみてはいかがでしょうか。
スマイルゼミ小学生向け通信教育
ジャストシステムが提供するスマイルゼミは、タブレット型通信教育です。
特に、紙ではなくタブレットでいかに子どもたちに理解させるかを追及して生まれたのが【スマイルゼミ】
タブレットの電源を入れると、
『きょうのミッションをつくっているよ』
と表示されます。
私も箸が進まない我が子に、
『今日のミッションはこの量を食べること!』
と言って、子どものやる気を引き出しています。
- 学習ミッションの追加も可能
- やり残したミッションは翌日最適な方法をタブレットが提案
- 復習問題を優先して学習できるように設定可能
そして最大の特徴は、タブレットには親子の『コニュニケーションツール』が搭載されていること。
LINEのように、お子様はタブレットでお母さんはスマホを使って会話ができます。
▼たとえばこんな会話ができます
『今日の勉強は終わった?』
『今、国語の勉強をしているところ』
外出先でも子どもの勉強を見守ってあげられますね。
▼そして、夏休みのとくべつ講座はこんなメニューになっています。
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学力テスト配信
-
復習問題配信
-
読書感想文や自由研究のおたすけナビ配信
タブレットだからこそできる勉強法が満載のスマイルゼミ
この夏お試ししてみてはいいですね。
小学一年生の夏休み勉強の注意点
ここでは小学一年生の夏休み勉強の注意点をご紹介します。
長時間勉強はNG
夏休みは時間があるからいつもよりも長めの勉強時間を子どもに期待していませんか。
それはNGです。
▼このデータを見てください。
出典:調査のチカラ
株式会社ベネッセコーポレーションが行った実験で、学習の定着効果を測定したものです。
その結果、60分通しで学習したグループに比べ、休憩を挟み15分勉強を3回繰り返したグループのほうが記憶の定着がいいことがわかりました。
つまり、長時間勉強するより短時間勉強のほうが効率的であることがわかったのです。
だらだら勉強したからって、身にならないんだな。
特に小学一年生は、入学してまだ4ヶ月です。
勉強を始めたばかり。
▼今は、長い勉強時間よりも大切なことはこちらです。
- 勉強の習慣づけ
- 勉強と遊びの切り替え
- 今日やる勉強の計画
付きっきりになる
『ちゃんと宿題をやっているか』
『問題の解答は間違ってないか』
『どんな勉強をしているのか』
こんなことが気になって、子どもの勉強をずっと隣で見ていませんか。
考えてみてください。
パソコンに向かって必死で文章を書いている隣で、ずっとそれを見られている状況を。
まるでチェックされているようで嫌だわ。
人によっては、
- 間違いを教えてくれるのではないかな
- こんなふうにやったらいいよとアドバイスをくれるのではないかな
と期待してしまう人もいるかもしれません。
どちらにしてもいいことではありません。
それは、子どもも同じです。
お母さんが隣にいると助けてもらえます。
そうすると、『依頼する心』が芽生え、自分で考えられない子になってしまいます。
ですから、付きっきりで見守ることはおすすめしません。
まとめ
今回は小学一年生の夏休みの勉強法についてご紹介しました。
小学一年生の夏休みはたった一度しかありません。
だからこそ、勉強のやり方を間違わないことが大切でしたね。
- 学習して24時間以内に10分の復習をする
- 間違えた問題はすぐに復習してもう一度テストする
- 1週間後、1ヶ月後に再度テストする
以上が記憶定着に効果的な勉強法でした。
- 長時間勉強よりも小刻みに勉強する
- お母さんが隣で付きっきりにならない
周りの家族も協力してあげることも大切でしたね。
これから始まる夏休み。
ぜひ有意義な夏休みをサポートしてあげてください。
ここでの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
▼チャレンジタッチ1年生について詳しく知りたいかたはこちら。
-
実際に体験しました!チャレンジタッチ1年生の内容を解説
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▼英語学習についての記事、こちらも参考にしてください。
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子どものころから英語を学ぶメリットとは、いつから始めたらいいの?
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