仕事のこと

HSS型HSPの人が向いている仕事4選【飽き性でも問題ない】

ログちゃん

  • 仕事が長続きしない
  • この間までやる気満々だったのに急に仕事を辞めたくなる
  • 仕事が続かない自分を弱いと思ってしまう

こんなことで悩んでいませんか。

それはHSS型HSPさんの気質だからです。

 

私も長年このような悩みを抱え続けてきました。

でも、今では楽しく仕事をしています。

それは、私の気質に合った仕事を選んでいるからです。

 

この記事では、以下のことを書いています。

  • HSS型HSPの人が仕事が続かない理由
  • HSS型HSPの人が向いている仕事4選
  • HSS型HSPさんはマルチタスクを身につけている

この記事を参考にして、自分に合った仕事を見つけてください。

今すぐ向いている仕事を知りたい人は、『HSS型HSPの人が向いている仕事4選』へ進んでください。

 

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HSS型HSPの人は飽き性?仕事が続かない理由

HSS型HSPの人の特徴は『社交的で繊細』。

アクティブに外で活動するのが好き。

いろんな人と接したり興味のあることに挑戦したりするのも好き。

その反面、疲れやすく急にエネルギー切れしてしまうこともあります。

 

こんな特徴は仕事にも表れます。

楽しくて頑張っていた仕事なのに、急に辞めたくなることがあるんです。

 

りかまま
ここでは、そんなHSS型HSPさんがどうして仕事が続かないのか、その理由を深掘りしていきます。

 

仕事の吸収スピードが速い

HSS型HSPさんは、仕事の吸収スピードが人よりも速いのが特徴です。

その理由は、気が付く能力が高いことにあります。

 

どういうことかというと…

 

たとえば、社内に導入されている経理システムを覚えるとき。

「ここにこの数値を入力してください」と言われたら、ほとんどの人が数値を入力して仕事を終えます。

 

ところが、HSS型HSPさんはこんなことを考えながら仕事をします。

  • もっと効率的な入力方法はないかな
  • この数値はどこに反映されるのかな

結果的に、人よりも速く入力できるようになり、数値入力後の仕事の予測もついてくるようになります。

 

つまり、ただ教えてもらった仕事をこなすだけでなく、効率アップの方法やそこから結びついた仕事にどんどん気が付くので、人よりも何倍も速く仕事を覚えてしまうのです。

 

HSS型HSPさんの仕事のサイクルはこんな感じ。

ステップ① 仕事を覚えるのが早い

ステップ② 仕事に慣れる

ステップ③ 飽きてしまう

ステップ④ 新しいことを始めたい

 

結果的に、仕事を覚えるのが速いことは転職につながってしまうのです。

 

好奇心旺盛

HSS型の人には好奇心旺盛という特徴があります。

  • 新しいことを知りたい
  • 新しいことを始めたい
  • 知らない場所へ行ってみたい
  • 話したことのない人と話してみたい
  • 食べたことのないものを食べてみたい

その欲求は尽きることがありません。

また、その欲求を抑えることは苦痛でしかありません。

 

『一歩が踏み出せず悩ましい』ということがないのです。

 

裏を返せば、同じ場所にとどまり同じことを続けていくのが苦しいということでもあります。

 

ですから、HSS型HSPさんは仕事が続かないのです。

 

基本設定は頑張り屋さん

HSS型HSPさんの基本設定は『頑張り屋さん』です。

その理由は、自分に自信がないことにあります。

 

HSS型HSPさんのことを、『誰よりも優秀』『頼れる人』と周りの人は評価します。

ところが、自己評価は180度違います。

 

『自分はダメだ』『まだまだできていない』と感じてしまうのです。

それを補おうと力尽きるまでがんばってしまいます。

 

その結果、燃え尽き症候群のようになり、ある日突然『仕事に行きたくない』と思って体が動かなくなったり、体調不良に見舞われ閉じこもってしまったりすることがあるのです。

 

HSS型HSPさんが仕事が続かないのは、頑張りすぎてエネルギーが底をついてしまうからなのです。

 

心が悲鳴を上げそうになったときに読んで救われた本を集めました。参考になれば幸いです。

→ HSP気質の人に読んでほしいおすすめ本5冊

 

HSS型HSPの人が向いている仕事4選

さてここではHSS型HSPの人に向いている仕事を4パターンに分けてご紹介します。

私が経験して向いていたなと思うので参考にしていただけたら幸いです。

 

違うジャンルの仕事を2つ以上かけもちする

結論から言うと、2つ以上の仕事をかけもちするのがおすすめです。

しかも、ジャンルの違う仕事をするのがいいでしょう。

 

私が一時期かけもちした仕事は以下のとおり。

  • 行政書士
  • そろばん講師

 

行政書士の主な業務は官公庁へ提出する書類の作成です。

提出書類の原簿はインターネットからダウンロードできますし、電子申請をすることも可能。

つまり、完全事務作業で仕事が完結するのです。

 

りかまま
人とかかわらずに仕事を進めることができるのが大きなメリットです(すべての業務ではありませんが)

 

対照的な仕事がそろばん講師です。

一度に30人ほどの子どもたち相手に指導をします。

「わかりません」と先生を呼ぶ子、急に話し出す子、眠ってしまう子もいます。

私の思い通りにはいきません。

 

りかまま

でも、それがいいんです。

子どもが30人いれば30通りの性格や能力があり、休む暇もなく仕事ができます。

 

このように、飽き性のHSS型HSPさんにはジャンルの違う2つ以上の仕事をかけもちすることをおすすめします。

 

一人二役以上の仕事

個人的には10人から20人の社員がいる会社がおすすめです。

理由は一つ。

『何でも屋』にならなければいけないからです。

 

大企業は完全分業制ですよね。

でも、社員20~30人規模の会社ではそういうわけにはいきません。

営業やって、発注して、納品検収して、物販もする。

 

りかまま

どうですか?考えただけでも忙しいでしょ。

飽き性のHSS型HSPさんには、これくらい忙しい職場の方が長続きします。

それに、やりがいは自信にも繋がります。

 

自分のペースでできる仕事

前述したとおり、HSS型HSPさんはよく気が付いて仕事のスピードが速いのが特徴です。

ということは、誰かと共同作業するより自己完結の仕事に向いています。

ここでは具体例を3つ紹介しますね。

 

資格を取得して独立

私の場合がそうでしたが、資格を取得して独立するのはおすすめです。

ポイント

独立できる資格であること。

 

共感力が高く疲れやすいHSS型HSPさんは、人と長い時間一緒にいることを苦痛に感じます。

自覚がない人も多いかもしれませんね。

たとえば、『すぐ疲れてしまう』『人の輪から離れたい』『早く家へ帰りたい』と感じるのはそういうこと。

 

ですから、一人で仕事ができる独立開業のための資格取得は大いにおすすめです。

 

ただ、ここで注意がひとつ。

 

以前、理学療法士さんにお話を聞いたことがあります。

私が、「いいですね、将来は独立されるんですか?」と尋ねると、

理学療法士さんからは「医師の指示のもとでしか理学療法はできないんですよ」という答えが返ってきました。

その理学療法士さんは、独立する意志はなく会社勤めが希望だったそうです。

 

このように資格の中にも開業できるものとできないものがあります。

そこは資格取得前によく調べておきましょうね。

 

というわけで、将来的に独立できる仕事を探してみるのもいいでしょう。

 

フリーランスもあり

前述の『資格を取得して独立開業』に近い働き方がフリーランスです。

会社に属さず個人でクライアントと契約する仕事です。

 

会社での経験を活かしてフリーランスに転向する人も多くいますね。

 

フリーランスとして活躍できる仕事には以下のものがあります。

  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • ブロガー

 

ここに挙げた職業の共通点は、『いつでもどこでもできる仕事』です。

パソコン一台あれば時間も場所も選ばず自分のペースで仕事ができます。

 

Webライターやブロガーについては、『Webライターの始め方』『ブロガーで稼ぐためには』という本が数多くあります。

個人的におすすめなのはこちらの3冊です。よかったら手に取ってみてください。

 

 

 

また、稼いでいるWebライターさんやブロガーさんのサイトには山ほどの情報やノウハウがあります。

 

やる気になりさえすればすぐにでも始められるのが大きなメリットです。

 

というわけで、『いつでもどこでも自分のペースでできる』フリーランスは、HSS型HSPさんにおすすめの働き方です。

 

フレックスタイム制のある会社

やっぱり会社に属して働きたいという方にはフレックスタイム制を導入している会社がおすすめです。

 

なぜなら、フレックスタイム制は自分の働き方に合わせられるからです。

フレックスタイム制は、一定の期間についてあらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、労働者が ⽇々の始業・終業時刻、労働時間を⾃ら決めることのできる制度です。

出典:厚生労働省(フレックスタイム制のわかりやすい解説&導入の手引き)

HSS型HSPの人は、自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまうのが特徴です。

ですから、こんなことはよくある悩み。

  • 自分の仕事は終わったけど上司がまだいるから帰れない
  • 一緒にランチする気分じゃないけど断れない
  • 朝礼や中身のない会議が苦痛で仕方ない

こんな悩みから解放されるのが『フレックスタイム制』です。

 

自分の業務の進行状況に合わせて時間を使えるし、満員電車の人ごみにもまれて疲れることもない。

そもそも同僚との時間はバラバラなのだから、誰かに合わせる必要もない。

 

というわけで、HSS型HSPの人には、フレックスタイム制を導入している企業へのお勤めもおすすめです。

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仕事が続かないことはマイナスじゃない

HSS型HSPさんは、仕事に魅力を感じここで働きたいと思って就職することが多いと思います。

私もそうです。

「一生この仕事を続けるぞ」くらいの気持ちで新しい仕事に飛び込みました。

ところが、短ければ数ヶ月、長くても数年で辞めたくなってしまいます。

 

りかまま

『自分はダメな人間だ』

『みんなにできることが私にできない』と自分を責めてしまいますよね。

でも、仕事が続かないことは決してマイナスじゃないんです。

 

マルチタスクを身につけられる

仕事が続かないことはHSS型HSPさんが持っている気質ゆえです。

それは仕方ないことで、上手に付き合っていけばいいのです。

 

りかまま

考えてみてください。

仕事がしたくないわけではないですよね?

 

仕事が続かないけれど意欲はあるということは、人よりたくさんの職種を経験しているということ。

つまり、マルチタスクを身につけているのです。

その経験は次の仕事につなげられるし、引く手あまたであることも間違いありません。

ただし、『求められるから行く』のではありません。

『環境があなたの気質に合っているから行く』のです。

これが仕事を長続きさせる大きなポイントです。

 

まとめ:HSS型HSPの人が向いている仕事4選【飽き性でも問題ない】

今回は、仕事が長続きしないHSS型HSPさんに向いている仕事4選をご紹介しました。

最後にもう一度おさらいしておきましょう。

HSS型HSPさんが仕事が続かない理由

  • 仕事の吸収スピードが速いから
  • 好奇心旺盛で次のことに挑戦したくなるから
  • 基本設定は頑張り屋さんだから

HSS型HSPさんに向いている仕事

  • 違うジャンルの仕事を2つ以上かけもちする
  • 一人二役以上の仕事ができる会社へ就職する
  • 資格を取得して独立開業する
  • フリーランスで働く
  • フレックスタイム制を導入している会社へ就職する

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りかまま

仕事が続かないことはあなたのせいではありません。

HSS型HSPさんの気質ゆえです。

頑張っていないわけじゃない。

逆に、頑張りすぎているんです。

私は今も新しいことに挑戦し続けています!

それでは今回はこの辺で、りかままでした。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

りかまま

人見知り歴うん十年。でも人が大好き。 転職4回→行政書士資格を取得して独立→結婚→愛娘1人。 夢は田舎でログハウス暮らし&バリ島旅行&ピースボートで世界一周 敏感すぎて人間関係に苦しむ→HSP気質(繊細さん)と知る&理解者に出会うことで楽になる。同じように苦しんでいる人にHSPさんがのびのび生活できる暮らしのヒントを発信します。どうぞお付き合いください。

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